イソジンが世の中から消えたら風俗嬢が困るだろうが!!(挨拶)
こんにちは、葛葉ラプソディです。
穏やかな昼下がり、急にざわざわをし始めて続々と来店されるお客様。
その口から飛び出る言葉はだいたい、
「イソジンある?」
なんのこっちゃ…と事情もわからず売り続ける私を憐れんだのか、一人のお客様が教えてくださいました。
「イソジンがコロナに効くってテレビでやってたのよ」
ガッデム!!
コロナウイルスが流行り始めた直後、「#吉村寝ろ」のタグをつけて浮かれていたバカどもは、一体コイツの何を評価していたのか今になって問いただしたいものでございます。
「二度漬けアカンは大阪の文化ですから…」と寝ぼけたことを言っていたときに気づくべきでした。コイツは太陽の塔をデコって遊びたかっただけなのです。浮かれたバカどもが「使徒襲来www」とか言ってはしゃいでくれれば良かったのです。
大阪府が太陽の塔をライトアップし始めたけど完全に使徒襲来 pic.twitter.com/P5s9Kwzv6F
— まろちゃん (@marochan_com) 2020年5月11日
イソジンはよーするにヨウ素ですから、大概なんにでも効きます。
売っといてあれですが、私は絶対にお客様には勧めません。甲状腺疾患を抱えた人や、乳幼児には使えないからです。使いすぎると逆に免疫力が下がって、インフルエンザに罹りやすくなるともよく言われます。
吉村知事も決して世の中からイソジンを消し去りたかったわけではないと思います。
陽性者がイソジンでうがいをすると、口腔内のウイルスが消えると言いたかっただけなのだと思います。
しかしながら実在する商品名を挙げて、おまけに並べて見せるのはバカのやることです。ほんの半年前にマスクパニックが起きたことを忘れてはいないでしょうに、またしても情報の上っ面だけを見たバカどもがドラッグストアに大挙して押し寄せています。
こういう情報に踊らされるミーハークソ野郎どもは「イソジンがコロナに効く」という短文でしか理解できません。陽性だとか陰性だとか、そんな事は関係ないのです。
1日1回イソジンでうがいして予防した気になるより、1日5回水道水でうがいしたほうが遥かにマシです。そもそも外に出なければマスクも必要ありません。
今日の会見のおかげで人々はイソジンを求めて彷徨うでしょう。これでまた経路不明な感染者が増えたら、いったいどう責任を取るおつもりなのでしょうか。
この後始末をどうつけてくださるつもりなのかわかりませんが、私は二度とミヤネ屋は観ませんし、絶対に維新を支持することはありません。グッバイ吉村。グッバイイソジン。
ではまた。