オナ禁5日目…昨日はたくさん動きましたよ。髪を切り新居のライフラインを契約し…。引っ越しって大変。
何度か書いたことがあるんですが、私は禁煙には成功しました。
禁煙セラピーを読んでその日の夜に「よーしこれで最後の1本だ!!」と、意気揚々とタバコを消し、灰皿とライターを捨てて眠りにつきます。眠っている間はタバコを吸わないので、禁断症状のいくつかはやり過ごせます。
次の日の朝
「タバコ買いにいこ…」
という生活をほぼ毎日、1年ほど続けました。ありえないほど失敗しまくったのです。まさしく七転八倒の日々。
そんな生活が続いても、私は毎日禁煙セラピーを読み最後の1本の儀式をし続けました。するとある日突然、パタッと吸わなくなったのです。1日2箱から一気にゼロにしましたが、あれ以来吸いたいと思ったこともありません。
それなのに!!
スマホとオナニーはやめられないのです。もはやお金をかけてでもやめたい…そう思っていたところにうってつけの本を発見しました。
表紙はちょっと遊んでるようにみえますが、中身は大真面目です。設定が良い具合に馬鹿げていて面白いのですが、私の語彙では面白さを伝えることができませんのでぜひ読んでください。
端的に言うと、依存症に苦しむ人をRPGの敵役にし、心療内科医が主人公となって依存患者を解放する…そんな設定です。
○スマホ依存
スマートフォン、楽しくて便利ですよね。いくらでも時間が溶けて消えていきます。
でもそれって、本当に幸せな経験ばかりですか?という問いかけから始まります。
- 誰も返事をしてくれない
- 私を悪く言う人がいる
- 何度確認しても連絡がない
- ガチャで良いのが出ない
楽しいから使っているはずのスマホが、実は最大のストレス要因なんじゃないか?という問題提起。私はのっけから胸に突き刺さりました。
だって、私はこれが原因で紫オリオンさんと別れたのです。何日も連絡が返ってこない日々に耐え兼ねて、心無い言葉を浴びせたのです。
○ポルノ依存
我々オナ禁ファイターが苦しむのはこれですよね。
知らなかった事実として、サルも実際の利益よりポルノを優先するというものがありました。
大きいジュースと小さいジュースを用意して、間を仕切ります。そこにサルを放ち、サルが見たほうを与えます。当然、サルは大きいジュースを見ます。
しかし、小さいジュースのほうにメスのお尻の写真を貼ると、サルは小さいジュースしかもらえないとわかっていてもそちらを見たそうです。
これって、オナ禁効果という実際の利益よりもオナニーを優先する我々と全く同じではありませんか。目先の快楽に囚われて、決して手の届かない画面の向こうを見てしまう…。
オナ猿、オナニーモンキーなどという蔑称は比喩でも何でもなく事実だったのです。
○心を打たれた言葉
私の人生のバイブルはSPEEDと一青窈と金色のガッシュ!!です。
心に残ったマンガや映画、時にはゲームで人生が変わった人もいるかもしれません。
それらはキラキラした思い出として心に残り続け、辛いときや悲しいときに私たちを励まし、導いてくれるでしょう。
胸に手を当てて考えてください。
あなたの人生を変えるほどいい思い出になったアダルトコンテンツはありますか?
ないです。断言します。(号泣)
私はこの部分だけで、この本には大きな価値があると思いました。
もっと他にも伝えたいことがあるのですが20分勃ってしまいましたので、今日はこれまで。
でも本当にオススメです!オナ禁に苦しむ人以外にも読んでほしいと思います。